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この記事でわかること
- シアリスのOTC(市販薬)承認取得と現在の発売状況
- 市販化によって50代男性の「心理的ハードル」がどう下がるか
- 「必要な時だけ」の頓服と「身体の土台を整える」デイリー投与の違い
- 副作用や偽造品リスクなど、安全に使うために知っておくべきこと
- 50代のQOL維持と医師の処方に基づく身体管理
- 2026年7月31日先行発売確定(エスエス製薬発表・2026年6月10日)
2026年5月20日、ついにその日が来た。
エスエス製薬が、ED治療薬「シアリス」のOTC医薬品としての製造販売承認を取得したと発表した。処方箋なしで薬局で買えるED治療薬が、日本で初めて誕生することになった。
このニュースを見て、「自分には関係ない」と思った人もいるかもしれない。でも50代男性なら、一度は気になったことがあるはずだ。
シアリスが薬局で買えるのはいつから?
2026年7月31日(金)より先行発売開始が決定した。エスエス製薬が発表した。要指導医薬品として薬剤師がいる薬局・ドラッグストア・ECサイトで購入可能になる。
なお全国発売は2026年8月31日を予定している。7月31日は先行発売という位置づけだ。
薬局で買えるようになったら何が変わるのか
一番大きいのは「病院に行かなくていい」という点だ。
今まではシアリスを手に入れるには、泌尿器科やクリニックを受診して処方箋をもらう必要があった。これが50代男性にとって最大のハードルだった。「EDの診察を受けるのが恥ずかしい」「仕事が忙しくて病院に行けない」という声は実際に多い。
市販化されれば、薬局の薬剤師に相談するだけで購入できるようになる。
ただし、何でも自由に買えるわけではない。薬剤師による確認が必須になる見込みで、心臓病の薬(硝酸薬)を飲んでいる人は購入できないなどの制限が設けられる可能性が高い。自己判断で飲み始めるのは危険なので、その点は忘れないでほしい。
なお、今回承認されたのは「要指導医薬品」だ。一般的な風邪薬のように自由に棚から取って買える形式ではない見込みだ。購入時には薬剤師との対面での確認が必要になる。これは安全性を担保するための仕組みであり、むしろ正しい使い方だと思っている。
なお、発売当初の販売は薬剤師がいる店頭での対面のみだ。改正薬機法により、オンライン服薬指導を条件とした要指導医薬品のネット販売に道は開かれたが、シアリスでの対応時期は執筆時点で未発表となっている。Amazonなどでカートに入れてポチる、というわけにはいかない。1度の購入は1箱(4錠)までだ。
薬局・ドラッグストアでの具体的な買い方手順
2026年7月31日以降、薬剤師がいる薬局・ドラッグストアで以下の手順で購入できる。
- 薬剤師に「シアリスOTCを購入したい」と伝える
カウンターで申し出るだけでOKだ。処方箋は不要。 - 問診シート(エスエス製薬提供)に記入する
既往歴・服用中の薬・血圧状態などを確認するシートに記入する。 - 薬剤師による確認・服薬指導を受ける
要指導医薬品のため、薬剤師との対面確認が義務。省略はできない。 - 購入する
1度の購入は1箱(4錠)まで。希望小売価格は5,808円(税込)=1錠あたり1,452円だ。
一点だけ正直に言う。ドラッグストアのカウンターで「シアリスをください」と申し出るのは、相手が女性薬剤師だと意外と心理的ハードルが高い。処方箋不要になった分、クリニックの個室診察より「可視化されるリスク」が上がるとも言える。その点では、自宅で完結するECサイト経由の方が50代男性には向いているかもしれない。
なお7月31日の先行発売はイオングループ・ツルハホールディングス・ウエルシアホールディングスの一部店舗から開始予定だ。8月31日より全国発売となる。
購入できない人(重要)
- 硝酸薬(ニトログリセリン等)を服用中の人
- 重篤な心疾患・肝機能障害・腎機能障害がある人
- 低血圧・コントロール不良の高血圧の人
ネット通販(EC)では買える?
執筆時点の答えは「発売当初は買えない」だ。販売はイオン・ツルハ・ウエルシア各グループなどの薬剤師在籍店舗での対面のみで始まる。エスエス製薬の発売リリースにもEC販売の記載はない。
ただし制度側は動いている。改正薬機法により、薬剤師によるオンライン服薬指導を条件として要指導医薬品をネット販売できる仕組みへの道が開かれた。シアリスがいつ対応するかは未発表のため、続報が出たらこの記事に追記する。
「手軽にポチれる」わけにはいかないが、女性薬剤師のいるカウンターで申し出る心理的ハードルを考えると、オンライン販売が始まれば50代男性には追い風になるはずだ。それまでは、自宅で完結させたいなら従来どおりオンライン診療で処方を受ける方法がある。
処方薬タダラフィルとの価格比較
FPとして気になるのはコストだ。エスエス製薬の発表値と、筆者がオンライン診療で処方を受けている実績値で比較する。
| 項目 | シアリスOTC(市販) | タダラフィル処方薬(オンライン診療) |
|---|---|---|
| 成分 | タダラフィル(同じ) | タダラフィル(同じ) |
| 用量 | 10mg(市販はこの規格のみ) | 5mg(デイリー)〜20mg |
| 1錠あたりの価格 | 1,452円(税込) | 130〜200円程度 |
| 処方箋 | 不要 | オンライン診療が必要 |
| 継続コスト | 高い(1錠1,452円) | 安い |
※シアリスOTCの価格・規格は2026年6月10日のエスエス製薬発表による。タダラフィル処方薬の価格は筆者のオンライン診療での実績値。
デイリー継続を前提とするなら、オンライン診療経由のタダラフィル処方の方がコストは圧倒的に安い可能性が高い。シアリスOTCは「今夜だけ」という頓服用途で価値がある選択肢だ。
シアリスとタダラフィルは何が違うのか
ここで少し基礎知識を整理しておく。
シアリスとタダラフィルは、同じ成分の薬だ。シアリスが先発薬(オリジナル)で、タダラフィルはその後発薬(ジェネリック)にあたる。有効成分は同じだが、価格はタダラフィルの方が安い。
今回市販化が承認されたのはシアリスの成分、つまりタダラフィルを使ったOTC薬だ。
バイアグラ(成分名:シルデナフィル)とは別の薬なので混同しないでほしい。作用時間が長いのがタダラフィルの特徴で、バイアグラが4〜6時間程度なのに対し、タダラフィルは最大36時間程度とされている。
| 項目 | シアリス(タダラフィル) | バイアグラ(シルデナフィル) |
|---|---|---|
| 作用時間 | 最大約36時間 | 4〜6時間程度 |
| デイリー投与 | 可能(5mg) | 非推奨 |
| 食事の影響 | 受けにくい | 高脂肪食で遅延あり |
| 市販化 | 2026年承認取得 | 未定 |
頓服とデイリー投与、何が違うのか
シアリスの市販化で話題になっているのは「頓服」としての使い方だ。必要なときに飲む、という使い方だ。
ただ、タダラフィルにはもう一つの飲み方がある。
デイリー投与だ。
低用量の5mgを毎日飲み続けることで、血流に継続的に作用するという考え方だ。「その気になったときだけ飲む」ではなく、「身体のインフラとして日常的に飲む」という発想だ。
| 項目 | 頓服(10〜20mg) | デイリー(5mg) |
|---|---|---|
| 飲むタイミング | 行為の1〜2時間前 | 毎日決まった時間 |
| 副作用リスク | 比較的出やすい | 慣れると出にくい |
| 血管への作用 | 一時的 | 継続的 |
| 自然な反応 | 薬効が強く出る | より自然に近い |
私はこのデイリー5mgを3ヶ月ほど続けている。
なお、ED治療薬は偽造品流通が以前から問題になっている。発売前に個人輸入へ飛びつくのはおすすめしない。
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50代がデイリータダラフィルを選んだ理由と、副作用の正直な話
私は医師のオンライン診療を通じて、ED改善を目的として処方を受け、指示に従い服用を続けている。タダラフィルは医師の診断と処方に基づいて使用する薬であり、自己判断での服用は避けてほしい。
FP的に言えば、オンライン診療の診察料込みでも、医師の管理下でQOLを維持するためのコストとして実感できる価値がある。
ただ、副作用の話を正直に書いておく。
デイリー5mgを始める前に、高用量のED薬を試したことがある。飲んだ直後から頭が痛くなり、体がほてる感じが続いた。最初はその副作用を抑えるために鎮痛剤と一緒に飲んでいたくらいだ。
デイリー5mgに切り替えた当初も、わずかにそのほてり感はあった。
ところが、毎日飲み続けることで、その副作用はいつの間にか消えた。
個人的には、毎日続けるうちに副作用を感じにくくなっていった。今は何も感じない。これがデイリー投与の利点の一つだと実感している。
ただし、ここぞという場面でバイアグラを飲むと、副作用はしっかり出る。高用量を一気に飲む頓服と、低用量を毎日飲むデイリーとでは、身体への負荷がまるで違う。少なくとも私には、デイリー投与の方が身体への負担感は少なかった。
身体が変わると、次に気になるもの
50代になると、「機能」だけでなく「清潔感」もセットで気になってくる。
50代の身体投資は、血管だけで終わらない。
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▶︎ 50代からの医療脱毛完全ガイド
シアリスが薬局で買えるようになる。
これは50代男性にとって、悪いニュースではない。むしろ、自分の身体と向き合う入口が一つ増えたと捉えたい。
市販化を機に「そういえば最近気になっていた」という人が動き出すなら、それはいいことだ。
シアリス市販化のよくある質問
Q. シアリスの市販はいつから?
A. 2026年7月31日にイオングループ・ツルハグループ・ウエルシアグループの薬剤師在籍店舗で先行発売、8月31日に全国発売の予定だ(エスエス製薬発表)。
Q. どこで買える?ネット通販でも買える?
A. 発売当初は薬剤師がいる店頭での対面販売のみだ。チェックシートに回答し、薬剤師の確認を経て購入する。改正薬機法でオンライン服薬指導による販売の道は開かれたが、シアリスでの対応時期は執筆時点で未発表となっている。
Q. 価格はいくら?
A. 希望小売価格5,808円(税込・タダラフィル10mg・4錠入り)で、1錠あたり約1,452円。1度の購入は1箱までだ。
Q. 処方薬とどちらが安い?
A. 継続するならオンライン診療でのジェネリック処方の方が安くなりやすい(筆者の実績で1錠130〜200円程度)。市販は「必要な時だけ」の頓服用途や、すぐ手に入れたい場面に向く。
※本記事は筆者の体験と公開情報に基づき、50代の身体投資という視点で構成したものです。医薬品の服用には禁忌事項や副作用のリスクを伴います。必ず医療機関を受診し、医師の診断と処方に基づいて正しく使用してください。
この記事を書いた人
Tk@身体資産FP|メンテ中の独立系FP
AFP2級FP技能士宅地建物取引士二種証券外務員
50代の独立系FP。身体メンテナンスを「浪費」ではなく「将来コストを防ぐ投資」として実録中。医療脱毛・美容ガジェット・スキンケアを費用対効果で評価し続けています。
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