マンジャロ2.5mgを1ヶ月使った結果|52歳の体重・食欲・副作用・費用を実録

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「マンジャロ 2.5mg 1ヶ月」で検索してここに来た人が知りたいことは、たぶん4つに絞られる。どれくらい体重が動くのか、食欲はどうなるのか、副作用はあるのか、いくらかかるのか。

52歳。2026年7月20日に1本目を打ち、8月16日で5本目を打った。ちょうど4週間である。

先に結論を書く。食事制限はしていない。晩酌は毎日続けているし、その間に飲み会も連続した。それでも昼はおにぎり1〜2個で足りるようになった。体重は4週間平均で1.5kgほど下がっている。

ただし、グラフは真っ直ぐには減っていない。ここが一番書いておきたいところだ。

マンジャロ皮下注 2.5mgアテオスのペン4本
1ヶ月分の4本。これを週1回、1本ずつ打っていく

4週間・5本でどうなったか、先に数字を出す

体重は毎晩、就寝前に自動で記録している(その計測方法は別記事に書いた)。iPhoneのヘルスケアが出した平均値は次のとおりだった。

  • 21週間平均:104.89kg
  • 4週間平均:103.35kg
  • 差:約1.54kg

21週間平均は、マンジャロを始める前の期間を多く含んでいる。一方の4週間平均は、ほぼ打っていた期間と重なる。7月20日開始で8月16日が5本目だから、窓がきれいに揃った形だ。

23日間平均で見ると103.13kgで、こちらも同じ方向を向いていた。

先に断っておくが、これは私ひとりの記録であって、誰にでも同じことが起きるという意味ではない。

食事はこう変わった。我慢はしていない

一番変わったのは昼だ。この4週間、だいたいこうなっている。

  • 朝:コーヒーとヨーグルト
  • 昼:おにぎり1〜2個で足りる
  • 夜:晩酌は欠かさない

強調しておきたいのは、これが我慢の結果ではないということだ。「おにぎり1個で我慢している」のではなく、「おにぎり1〜2個で足りてしまう」。この2つは、体感としてまったく別物である。

正確に言えば、入らないというより欲しくならない。昼にがっつり食べたいという欲求が、明らかに小さくなった。

夜の晩酌はやめていない。ここも正直に書いておく。禁酒もしていないし、飲み会の誘いも断っていない。

体重は真っ直ぐ減らない。飲み会が続けば戻る

日々のグラフはこう動いた。

  • 7月19日ごろ:約105.5kg(ほぼ開始時点)
  • 8月5〜8日ごろ:約102.3kg(この4週間の底)
  • 直近:約104kg

底から1.5kgほど戻している。理由ははっきりしていて、飲み会が連続したからだ。

ここは書いておく価値があると思う。「打てば毎日少しずつ減っていく」というイメージで始めると、この戻りで不安になる。実際には日々1kg以上動くのが普通で、私の場合は上下1.5kgくらいの幅で揺れている。

だから日々の数字ではなく、平均で見るしかない。1日の値に一喜一憂しても意味がないというのは、体重計に毎晩乗るようになってから痛感していることでもある。

副作用は1回だけ。ただし薬のせいかは分からない

4週間で、はっきり体調が悪くなったのは1回だけだった。

夜中に吐き気を感じて、戻した。それきりで、その後は何もない。

ただ、これがマンジャロによるものかどうかは分からない。前日に何を食べたかも含めて、原因を特定できていない。1回きりの出来事を薬のせいと決めつけるのは、正確ではないと思っている。

だからこう書いておく。「4週間のうち、夜中に吐き気で戻したことが1回あった。因果関係は不明」。私の実感として言えるのは、それだけだ。

ただし、ここから先は実感ではなく添付文書に書かれている事実なので、正確に書く。マンジャロで報告されている主な副作用のうち、悪心・嘔吐・下痢・便秘・腹痛は、いずれも5%以上の頻度とされている。つまり吐き気は、この薬でもっとも多い副作用のひとつだ。私の1回がそれに該当するのかは分からないが、「よくあること」の範囲には入っている。

そして重大な副作用として、低血糖、急性膵炎、胆嚢炎・胆管炎、アナフィラキシー、イレウス(腸閉塞)が挙げられている。私には起きていないが、吐き気が何日も続く、強い腹痛がある、便が出ないといった場合は、自己判断せず処方元の医師に相談すべきだ。ここは体験談で片付けてはいけない部分だと思う。

注射は、思っていたより簡単だった

始める前に一番身構えていたのが、これだった。

結論を書くと、簡単で、痛みはほぼない。

私が使っているのは「アテオス」というタイプで、本体を当てて押すだけで済む。針が見えないので、自分で刺すという動作をしなくていい。ここは心理的にかなり大きかった。

週に1回、これを続けるだけである。

費用は、飲み薬より安かった

意外だったのがここだ。

マンジャロの前は、リベルサス(飲み薬)を使っていた。金額を並べるとこうなる。

内容月額(税込)
リベルサス 7mg30日分・30錠14,630円
マンジャロ 2.5mg1ヶ月分・4本+送料12,550円

飲み薬から注射に替えると高くなるものだと思っていたが、私のケースでは月2,000円ほど安くなった

ただし価格はクリニックやプラン、用量によって大きく変わる。とくに用量が上がると薬代は跳ね上がるので、2.5mgの金額がそのまま続く前提で考えないほうがいい。

「2.5mgのまま」は標準ではない

ここは誤解されやすいので、はっきり書いておく。

マンジャロの添付文書上、2.5mgは開始用量であって維持用量ではない。定められた用法は「週1回2.5mgから開始し、4週間投与した後、週1回5mgに増量する」で、維持用量は5mg。効果が不十分なら4週間以上の間隔で2.5mgずつ増量でき、最大は週1回15mgまでとされている。

つまり私が4週間経ってまだ2.5mgなのは、標準的な進み方ではなく、自由診療の中での判断ということになる。「2.5mgを続ければいい」という話ではないので、そこは主治医と決めることだ。

【追記】5mgに増量。食費で半分だけ相殺できた話

この記事のとおり、2.5mgは開始用量であって維持用量ではない。その後、実際に5mgへ増量した。

用量月額(税込)
マンジャロ 2.5mg12,550円
マンジャロ 5mg22,300円

増量による薬代の増加分は、月9,750円。2倍量になったからといって薬代が単純に2倍になるわけではなかった。

ただ、増量してから食欲の落ち方が変わった。それまではマクドナルドを2個食べて1,000円だった昼食が、5mgになってからは1個で満足するようになった。単純計算で1日500円、月にすると1万円ほど、食費が下がっている。

並べると、薬代の増加分9,750円に対して、食費の削減が約1万円。差し引きすると、月250円ほどだがむしろ支出は減っている。「増量すれば痩せて得をする」と言い切るには心もとない金額だが、少なくとも今回の増量分は、食欲が落ちたことで実質的にほぼ相殺できている。

それでも、食欲そのものが物理的に落ちて、量より満足感で食事が終わる感覚は2.5mgのときにはなかった変化だ。この感覚が体重にどう反映されるかは、また改めて数字で書く。

マンジャロは「痩せ薬」として承認された薬ではない

ここも書いておかないといけない。

私が使っているのは「マンジャロ皮下注 2.5mgアテオス」、一般名チルゼパチド。GIPとGLP-1という2つの受容体に作用する注射薬で、規制区分は劇薬・処方箋医薬品である。

そして日本での承認は2型糖尿病の治療薬としてであって、体重を落とすための薬として承認されているわけではない。体重管理を目的に使う場合は自由診療となり、公的医療保険は適用されない。

同じチルゼパチドで、肥満症の治療薬として承認されているのはゼップバウンドという別の商品名の薬だ。ただしこちらも誰でも使えるわけではない。添付文書の効能又は効果では、投与対象が次のように限定されている。

  • 高血圧、脂質異常症、または耐糖能障害(2型糖尿病、耐糖能異常等)のいずれかを有すること
  • 食事療法・運動療法を行っても十分な効果が得られないこと
  • そのうえでBMIが27kg/m2以上かつ肥満に関連する健康障害を2つ以上、またはBMIが35kg/m2以上

ゼップバウンドにはもうひとつ、中等症以上の閉塞性睡眠時無呼吸症候群という効能もある(こちらもBMIが27kg/m2以上に限る)。ただし処方できる医療機関には厚生労働省の最適使用推進ガイドラインで専門医や施設の要件が定められており、オンライン診療で受けられるものではない。この点はCPAPと無呼吸の記事に詳しく書いた。

つまり「同じ成分だから代わりに使える」という単純な話ではない。どの薬をどの名目で使うかは、医師が判断する領域である。サプリメントのように気軽に試すものではないし、個人輸入で手に入れるような性質のものでもない。

4週間時点の、正直な所感

いま言えるのは、この4週間で「昼にたくさん食べたい」という欲求が明らかに小さくなった、ということだけだ。体重の1.54kgが今後も同じペースで動くかどうかは分からないし、飲み会が続けば戻る。それも実際に起きた。

この先2.5mgのままなのか、増量することになるのかもまだ分からない。続けた場合にどうなるかは、またここに記録する。

よくある質問

Q. 1ヶ月でどれくらい変わりましたか?

4週間平均で約1.54kg(104.89kg→103.35kg)でした。ただし日々の変動は上下1.5kg程度あり、底値からは戻しています。これは私ひとりの記録で、変化には個人差があります。

Q. 食事制限はしましたか?

していません。晩酌も続けていますし、飲み会にも行きました。ただ、昼食の量は自然に減りました。我慢して減らしたのではなく、欲しくならないという感覚です。

Q. 副作用はありましたか?

私の場合は、4週間で夜中に吐き気で戻したことが1回あっただけです。ただし薬によるものかは分かりません。なお添付文書では、悪心・嘔吐・下痢・便秘・腹痛が5%以上の頻度の副作用として記載されており、急性膵炎やイレウスなどの重大な副作用も挙げられています。症状が続く場合は処方元の医師に相談してください。

Q. 注射は痛いですか?

私の場合はほぼ痛みを感じませんでした。アテオスは針が見えないタイプで、本体を当てて押すだけです。

Q. 2.5mgをずっと続けてよいのですか?

添付文書上、2.5mgは開始用量で、4週間投与した後に5mgへ増量する用法が定められています。維持用量は5mgです。どう進めるかは主治医の判断になります。

Q. 保険は使えますか?

体重管理を目的とした使用は自由診療にあたり、公的医療保険は適用されません。2型糖尿病の治療として処方される場合とは扱いが異なります。

【免責事項】本記事は筆者(AFP・2級FP技能士)の個人的な体験・情報収集に基づく情報提供を目的としています。医療・健康に関する内容は医師の診断や治療に代わるものではありません。症状・治療方針については必ず医療機関にご相談ください。また、税務・法律に関する記述は一般的な情報であり、個別の税務判断については税理士にご相談ください。掲載情報は執筆時点のものであり、最新情報は各公式サイトをご確認ください。
Tk@身体資産FP

この記事を書いた人

Tk@身体資産FP|メンテ中の独立系FP

AFP2級FP技能士宅地建物取引士二種証券外務員

50代の独立系FP。身体メンテナンスを「浪費」ではなく「将来コストを防ぐ投資」として実録中。医療脱毛・美容ガジェット・スキンケアを費用対効果で評価し続けています。

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