【片手生活】MacBookと日産ノートオーラが「神」だった。FPが語るテクノロジー投資

こんにちは。「右肩関節唇損傷(SLAP損傷)」という怪我で手術を受け、全治6ヶ月のリハビリ生活を送っている「メンテ中のFP」です。

前回は「数百円〜数千円のガジェット」を紹介しましたが、今回は桁が違います。
「パソコン(仕事道具)」「車(移動手段)」です。

結論から言います。
私が愛用している「MacBook」と、たまたま手術前に購入していた愛車「日産 ノートオーラ(Note Aura)」
この2つがなければ、私は今頃、廃業していたか、交通事故を起こしていたかもしれません。

この記事では、片手生活になって初めて気づいた「テクノロジーという名の福祉」について、FP視点の投資対効果を語ります。

1. 【仕事】マウスが持てない? なら「MacBook」一択だ

右手が使えないと、Windowsの一般的なノートPCは地獄です。
なぜなら、多くの機種は「マウス」を使うことを前提に設計されているか、トラックパッドの感度がイマイチだからです。

左手でマウスを操作しようとしてみてください。
カーソルが震えて、Excelのセルひとつ選択できません。イライラして血圧が上がります。

MacBookのトラックパッドは「指」を拡張する

しかし、MacBookは違いました。
あの広大でヌルヌル動くトラックパッドは、不慣れな左手でも直感的に操作できます。

  • クリック不要:ポンとタップするだけ。指に力を入れなくていい。
  • ジェスチャー:指2本、3本で画面切り替え。ショートカットキーを覚える必要すらない。

そして何より感動したのが「片手で開けられるヒンジ」です。
安いノートPCは、本体を押さえて画面を持ち上げないと開きませんが、Macは指一本でスッと開きます。
「右手が使えない」という状況で、この些細な設計思想がどれだけ神に見えたか。

Macは高い? いえ、片手の身体障害をカバーしてくれるなら、これは必要経費です。

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2. 【移動】日産ノートオーラの「プロパイロット」は命の恩人

次に「車」です。
私たち奈良県民にとって、車は足です。リハビリに行くにも、スーパーに行くにも車が必須。
しかし、片手(左手)一本での運転は、想像以上に危険で疲れます。

特に怖いのが「高速道路(京奈和道など)」です。
時速80kmで走りながら、左手だけでハンドルを微調整し続ける。少しでも気を抜けば車線逸脱。
術後の痛みと緊張感で、冷や汗が止まらなくなります。

「たまたま」乗っていたオーラに救われた

私が乗っているのは、日産のコンパクトカー「ノートオーラ」です。
手術のことなど露知らず、「音が静かだから」という理由で買ったのですが、これに搭載されている運転支援技術「プロパイロット(ProPilot)」が、私の命を救いました。

高速道路に乗って、ボタンをポチッ。
これだけで、車が前の車についていき(追従)、白線の真ん中を走るようにハンドルを回してくれます(ステアリング支援)。

「左手を添えるだけ」の安心感

もちろん自動運転ではないのでハンドルは握る必要があります。
でも、「自分で回す」のと「添えているだけ」では、疲労度が天と地ほど違います。

  • アクセル・ブレーキ操作不要(右足も楽)。
  • 常にハンドルを修正する緊張感からの解放。

左手で軽くハンドルを握っているだけで、車が勝手に安全に運んでくれる。
まさに「動く要塞」です。

もし古い軽自動車に乗っていたら、私は怖くて通院すらできなかったでしょう。
車の安全装備への課金は、贅沢ではありません。「自分が弱った時のための保険」でした。

結論:テクノロジーに金を使え

健康な時は、「トラックパッド? マウスでええやん」「プロパイロット? 自分で運転するからイラン」と思っていました。

しかし、人間いつどうなるか分かりません。
いざ身体が不自由になった時、あなたを助けてくれるのは、根性でも家族でもなく、「優秀な道具(テクノロジー)」です。

MacBookも、プロパイロット付きの車も、決して安くはありません。
ですが、それによって「仕事が継続できる」「事故らずに通院できる」のであれば、その投資リターン(ROI)は計り知れません。

50代の皆さん。ケチる場所を間違えてはいけません。
毎日使う道具こそ、一番いいモノ(楽ができるモノ)を選んでください。


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