【実録】右肩手術後の片手生活は地獄やった。FPが「金で解決して元が取れた」神ガジェット5選

こんにちは。「右肩関節唇損傷(SLAP損傷)」の手術から生還し、現在絶賛リハビリ中の「メンテ中のFP」です。
突然ですが、あなたは「片手だけで生活したこと」がありますか?
私は甘く見ていました。「まあ、左手があるし何とかなるだろう」と。
結論:何ともなりません。地獄です。
- スマホを寝ながら見たら、顔面に落下して鼻を強打。
- 歯ブラシを細かく動かせず、口の中が気持ち悪い。
- パソコンのマウス操作で、左手首が腱鞘炎寸前。
しかし、私はFP(ファイナンシャルプランナー)。
「解決できる悩みは、金(設備投資)で解決する」のが流儀です。
この記事では、私がこの不便なリハビリ生活を乗り切るために導入し、「これはマジで元が取れた」と確信した神ガジェットたちを紹介します。
これから手術を受ける方、あるいは「片手で楽をしたい」ズボラな方。これらは贅沢品ではありません。生存のための必需品です。
1. 【PC操作】ロジクール トラックボールマウス (M575)
仕事復帰への最大の壁。それは「マウス操作」でした。
左手で普通のマウスを使うと、思うようにカーソルが動かず、イライラしてストレスがマッハで溜まります。
そこで導入したのが、親指だけでカーソルを動かす「トラックボール」です。
■ここが投資価値
- 腕を動かさなくていい:本体を動かす必要がないので、肩への負担がゼロです。
- 左手でもすぐ慣れる:「握る」動作が不要なので、不慣れな左手でも意外と精密な操作ができます。
- 場所を取らない:ベッドの上や、膝の上でも操作可能です。
p>最初は「使いにくい」という噂を聞いてビビっていましたが、2日で慣れました。
今では右手復活後もこれを使うつもりでいます。
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2. 【娯楽】Nintendo Switch(ジョイコン分離)
入院中、自宅療養中の最大の敵は「暇」です。
スマホも重い、本もページがめくれない。そんな時の救世主がSwitchでした。
「いい歳してゲーム?」と思うなかれ。
Switchのコントローラー(Joy-Con)は、左右に分離します。これが重要です。
■ここが投資価値
- 「ダラけた姿勢」で操作可能:右腕は固定具で吊ったまま、左腕は布団の外へ。腕を広げた一番楽な姿勢で操作できます。
- プレステには無理な芸当:一般的なコントローラーは両手で挟み込む必要がありますが、Switchなら身体の自由がきかない状態でも、何時間でも遊べます。
入院中の時間を「苦痛」から「エンタメ」に変えるための、最もコスパの良い投資でした。
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3. 【生活】電動歯ブラシ(フィリップス ソニッケアーなど)
盲点だったのが「歯磨き」です。
左手で歯ブラシを小刻みに動かすのは、想像以上に高度な技術を要します。磨き残しが気になって仕方ありませんでした。
そこで電動歯ブラシの出番です。
これは「楽をする道具」ではありません。「手を動かせない人のための福祉用具」です。
■ここが投資価値
- 当てるだけ:ゴシゴシ動かす必要なし。歯に当てるだけでツルツルになります。
- 時短:不慣れな手で10分格闘するより、電動の2分の方が綺麗になります。
数千円のエントリーモデルで十分です。虫歯になって歯医者に通うコスト(とお金)を考えれば、安すぎる保険料です。
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4. 【着替え】前開きの下着(グンゼ・ボディワイルドなど)
「Tシャツ(被りタイプ)」を着る時、バンザイができない人間がどうなるかご存知ですか?
片腕を通せず、布の中で溺れます。
術後の下着は、絶対に「前開き(ボタンやマジックテープ)」一択です。
ユニクロにもありますが、Amazonで買える介護用・入院用ブランドの方が機能的でした。
■ここが投資価値
- 自尊心を守れる:着替えのたびに家族や看護師さんを呼ばなくて済みます。「自分でできる」ことは、リハビリ生活のメンタル維持に超重要です。
- 診察が楽:医師に患部を見せる時も、ボタンを開けるだけ。スムーズです。
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5. 【スマホ】バンカーリング・スマホスタンド
最後に、地味ですが必須級のアイテム。
片手でデカいスマホ(iPhoneなど)を操作すると、親指が画面端に届かず、バランスを崩して顔面に落下します。
数百円のリングを背面に貼るだけで、その悲劇は防げます。
まとめ:不便をお金で解決するのは「甘え」ではない
以上、40代FPが実際に使って助かった「片手生活の神ガジェット」でした。
日本人は我慢強いので、「怪我した時くらい我慢しよう」と思いがちです。
しかし、数千円〜数万円の出費で、「誰かの手を借りる申し訳なさ」や「自分のことが自分でできない惨めさ」を消せるなら、それは立派な「必要経費」です。
もし、これから手術を受ける方や、親御さんの介護を控えている方がいれば、ぜひこれらのアイテムを「転ばぬ先の杖」として準備してみてください。
※ちなみに、手術前にやっておいて良かった「身体への事前投資(ヒゲ脱毛)」については、こちらの記事で熱く語っています。
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