3,000円台でQOL爆上がり。超音波洗浄機は、メガネ・時計・シェーバーを使う40代の「必須教養」だった

自分の持ち物が「実は汚い」という事実に向き合う
私たちは普段、自分の顔や体は毎日洗いますが、毎日肌に触れている「道具」の洗浄には無頓着になりがちです。
メガネ、腕時計の金属ベルト、電気シェーバーの刃、カミソリ、鍵、アクセサリー。
これらは毎日、私たちの皮脂や汗、外気のホコリを吸着しています。布でサッと拭いただけで「綺麗になったつもり」でいませんか?
FPとして資産(モノ)を長く大切に使うことを推奨している私ですが、今回、Amazonで3,000円台の「超音波洗浄機」をポチって使ってみたところ、あまりの洗浄力と、そこから出てきた「汚れの正体」に戦慄しました。
これは単なる洗浄機ではありません。おっさんのQOL(生活の質)と清潔感を底上げする、必須の教養アイテムです。
閲覧注意:腕時計から「煙」が出る快感
私が購入したのは、Amazonで高評価だったこちらのモデルです。
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使い方は拍子抜けするほど簡単です。
水を入れ、コンセントを繋ぎ、洗いたい物を沈めてスイッチを押すだけ。
まず実験台にしたのは、5年以上愛用している腕時計のステンレスベルトです。
一応、定期的にクロスで拭いてはいました。見た目はピカピカです。
しかし、スイッチオンから3秒後。
私は思わず「うわっ」と声を上げてしまいました。
ベルトの隙間という隙間から、黒く濁ったモヤのようなものが、煙のようにジワジワと湧き出てきたのです。
それは間違いなく、長年蓄積された私の皮脂と垢、そしてホコリが固まった「ヘドロ」でした。私はこれまで、こんな汚物を手首に巻いて涼しい顔で仕事をしていたのか。
数分後、洗浄が終わった水は薄いグレーに濁り、底には謎の微粒子が沈殿していました。
その代わり、引き上げた時計ベルトは、新品の時のような輝きを取り戻し、肌触りまでサラサラに変わっていました。
この「汚れが可視化されて落ちていく映像」を見るだけでも、3,000円を払う価値があります。妙な中毒性があり、家中の金属を洗いたくなります。
メガネの視界が「HD画質」になる
次に試すべきはメガネです。
メガネ屋さんの店頭にあるアレが、自宅でいつでも使えるようになります。
鼻パッドの奥や、レンズとフレームの隙間に入り込んだファンデーションや皮脂汚れ。これらは超音波の振動で一撃で剥がれ落ちます。
洗い終わったメガネをかけた瞬間、世界が変わります。
「あれ、部屋の照明明るくした?」と錯覚するほど、視界がクリアになります。今まで薄汚れたフィルター越しに世界を見ていたことに気づかされます。
奈良や橿原で車を運転する際も、視界がクリアだと安全性が高まります。これもまた、一種の投資効果と言えるでしょう。
FP的視点:3,000円で「資産寿命」を延ばす
このガジェットをFP視点で評価すると、非常に優秀な「資産保全コスト」です。
例えば電気シェーバーの刃。
複雑な構造の刃の奥には、ブラシでは届かない皮脂やヒゲくずが詰まっています。これを放置すると刃が錆びたり、切れ味が鈍ったりして、高価な替刃(5,000円〜)を頻繁に買う羽目になります。
超音波洗浄機で定期的に微細な汚れを弾き飛ばしておけば、刃の切れ味は長持ちし、結果としてランニングコストを下げることができます。
(※注意:シェーバーを洗った後は、脱脂されすぎているので必ず専用オイルを一滴差してください。これを忘れると逆に刃を痛めます)
たった3,000円〜4,000円の初期投資で、数万円する時計やメガネ、シェーバーという「資産」の寿命を延ばし、清潔感という「信用」を手に入れる。
これほど利回りの良い投資商品は、金融市場を探してもなかなかありません。
結論:大人の男は「見えない所」こそ洗え
40代、50代になると、どうしても「加齢臭」や「清潔感」の問題がつきまといます。
服や髪型を整えるのも大事ですが、ふとした瞬間に見えるメガネの汚れや、時計のベルトのくすみは、意外と他人に見られています。
専用の洗剤は不要。ただの水と電気だけで、圧倒的な清潔感が手に入ります。
週末の朝、コーヒーを飲みながら愛用品を超音波風呂に入れて、汚れが煙のように落ちていくのを眺める。
そんな「整う時間」を持ってみませんか?
そもそも「洗うのすら面倒」な方へ
「洗浄機で洗うのはいいけど、そもそもシェーバーの管理自体が面倒くさい」
「洗浄液代もバカにならない」
そんなふうに感じた方は、もしかすると「洗う」のではなく「捨てる」タイミングに来ているのかもしれません。私がシェーバーの洗浄液代をケチろうとして、最終的にたどり着いた「究極の結論」については、以下の記事で詳しく書いています。
