【睡眠投資】装具で寝返りが打てない地獄。FPが「3万円の枕」を即決した理由と日割り計算の魔法

こんにちは。「右肩関節唇損傷(SLAP損傷)」の手術後、右肩にゴツい装具(固定具)をつけたまま、サイボーグのような姿で夜を過ごしているFP、「メンテ中のFP」です。
術後の睡眠について、皆さんに真実をお伝えします。
「痛くて寝られない」のではありません。
「邪魔くさくて寝られない」のです。
術後6週間、この装具は寝ている間も外せません。
右肩が固定されているため、寝る体勢は「仰向け」か「左向き(患部を上)」の二択のみ。
自由に寝返りが打てないこの拘束感は、地味に精神を削ってきます。
そこで私は、ある決断をしました。
「枕に3万円を突っ込む」という投資です。
「身体が動かせないなら、せめて頭だけは極楽に置かせろ」
この判断が、私のメンタルと睡眠を守りました。
1. 装具生活で「枕」が命綱になる理由
健康な時は、枕が合わなければ無意識に寝返りを打って調整します。
しかし、装具をつけていると、それができません。
身体の軸が固定された状態で、もし枕の高さが合っていなかったらどうなるか?
一晩中、首と肩に変なテンションがかかり続け、朝起きた時に「手術した肩より首が痛い」という本末転倒な事態になります。
だからこそ、「置いた瞬間にバチッと決まる枕」が必要だったのです。
2. 「高い枕」を買うべきFP的理由(日割り計算)
妻には「えっ、枕に3万? 高っ!」と引かれました。
しかし、FPとして電卓を叩いた結果、これは「最もリターン(ROI)が高い投資」だという結論に至りました。
33,000円の枕の正体
- 購入価格: 33,000円
- 耐用年数: 3年(1,095日)と仮定
- 1日あたりのコスト: 約30円
分かりましたか?
あなたが毎朝なんとなく買っているコンビニコーヒー(150円)の、5分の1の価格です。
たった30円で、不自由な6週間の睡眠ストレスを減らし、その後3年間の快眠を買える。
これを「高い」と言うなら、あなたの身体(人的資本)の価値はあまりに安く見積もられすぎています。
3. 実際の使用感(と、私のダメな入眠儀式)
私が選んだのは、通気性抜群の「ブレインスリープピロー」です。
- 蒸れない: 装具をつけていると暑いですが、頭だけは常に涼しい。
- フィット感: 仰向けでも、左向きでも、枕が勝手に沈み込んで高さを合わせてくれる。
おかげで、不自然な体勢でも首への負担はゼロです。
ちなみに、ここだけの話ですが……。
私はこの最高の枕に頭を沈め、「好きなお酒」を適量流し込んで、毎晩気絶するように爆睡しています(笑)。
(※マネしないでください。本来、術後の飲酒はほどほどに!)
「良い枕」と「少しのアルコール」。
これが、不自由な拘束生活を乗り切る私なりの処世術です。
結論:寝具は「家具」ではない。「医療機器」だと思え
50代の身体は、ただでさえガタが来ています。
そこに手術や怪我が重なれば、回復力はさらに落ちます。
寝具を「ただの家具」だと思ってケチると、整体院代や湿布代といった「無駄なランニングコスト」がかさみます。
寝具への課金は、「健康維持のための設備投資」です。
もし今、枕が合わなくて悩んでいるなら、一度「清水の舞台」から飛び降りてみてください。
3年後、「あの時買ってよかった」と絶対に思いますから。
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